2015年6月22日月曜日

ご無沙汰です。

こんにちは親分です。家猫として第二のにゃん生をスタートして早一年半。我々猫の暦では約六年。皆さんの感覚では、学部入学して修士課程を卒業する程の歳月ですが、この歳で修行を始めた私にはなかなか大きなチャレンジでしたよ。色んなことがありましたが、今はこうして、豪華ベッドで日がな一日昼寝の毎日。同宿の若者たちにも慕われて、結構な隠居生活でございます。

2014年5月22日木曜日

ビーバよさようなら

日向ぼっこが大好きでした。自分の欲求を訴えることは殆どなく、万事につけ控え目、謙虚なビーバでしたが、自分の居場所を確保するのが上手くて、いつも特等席を確保していました。二月後半から動きが鈍くなり、食欲も落ちました。三月一日の夕方に容態が急変し、暗く冷たい場所に身を隠そうとしはじめましたが、夜11時にはお気に入りのストーブの前の爪研ぎの上に戻り、じっと踞っていました。横に置いた猫布団に寝かせると、そのままぐったりとなりました。それから二時間後、二日の午前一時五分、痙攣がおこり、その後動かなくなりました。掠れるような小さな声で「ニャー」と鳴きました。ビーバの臨終の言葉でした。技術実習室から金工室から木工室へ、さまざまな人に可愛がられ、また時には排除されたりしましたが、全てをあるがままに受け入れ、飄々と長い猫生を生き抜きました。最後の三年は家猫として大勢の猫たちと交流しました。ビーバに句が詠めたら、高杉晋作のように「面白くきこともなき世を面白く」と詠んだかもしれません。

2014年5月20日火曜日

お別れ

タイガー 2012年10月26日享年18歳
トロイ2014年2月23日 享年9歳9ヵ月
ミケツー 2014年2月27日 享年20歳(推定)
ビーバ 2014年 3月2日 享年20歳(推定)
ご報告が遅くなりました。過去半年に旅立った学芸キャッツたちです。タイガーを保護した時は既に衰弱が始まっていましたが、三ヶ月足らずのうちに室内生活になれ、しっかり適応した賢い子でした。トロイは心臓病と喘息を患い、療養生活をしていましたが、よく持ちこたえていました。最後は急に弱り、あっというまに旅立ちました。ミケツーは保護時はあすをも知れぬ様子でしたが、その後一年半生きて、素晴らしく愛嬌のある家猫ぶりでした。ビーバは晩年の三年間、室内生活で戸惑いもあったようですが、最後の日々は穏やかで、陽当たりのよいお気に入りの場所を確保し、飄々としてすごしました。皆、最後をみとらせてくれて有り難う。安らかに眠ってください。

2014年1月15日水曜日

親分卒業です

小金井クラブエリアの長老、親分が卒業しました。
どこから来たのか、いつの間にか小金井クラブに住み着いた親分。夏の暑さ、冬の寒さが大嫌いで、最近はホッカイロ入りの小屋で丸くなる日々でした。三年前の去勢手術の時から、人懐こく、攻撃性ゼロの穏やかな性格であることがわかっていたのですが、最近しんどそうにしている日が多くなり、家猫としてやっていけるとふんで、今回の保護となりました。初日は緊張のあまりご飯も喉を通らなかった親分ですが、二日目にはご飯ももりもり食べ、トイレも覚えて、先住猫たちとの挨拶もすませました。推定年齢8〜10歳、まだまだ現役です。第二のにゃん生、家猫として、これから長く幸せでありますように。

2013年9月19日木曜日

日だまりビーバ

皆さん御無沙汰ですビーバです。朝晩冷え込んできましたね。私のマイブームは、早朝日光浴です。屋内生活って結構太陽を浴びるチャンスが少ないのですよ。で、朝、お日様がひくーく室内に射し込むと、その日溜まりに沿って、こうやって並んで暖をとるのです。私の後ろにいる黒猫さんは先住民のハナさん。物静かな性格で、私とはウマがあいます。

2013年8月21日水曜日

「ずう」です

はじめまして。「ずう」といいます。変な名前でしょう?これ、「ずうずうしい」って言葉からきてるんだって。飯島記念館のとなりに「入居者募集中」の賄いつき物件を、沢山の応募者を出し抜いて見事ゲットしたのが1年前。度胸の良さは誰にも負けないよ!今日去勢手術を見事クリア、めでたく「学芸キャッツ」公式デビューしました。これでやっと仲良しのガングロちゃんや前髪姉さんみたいに一人前の猫になれたよ。皆さんも、これから「ずう」を宜しくね!

2013年8月9日金曜日

眠り猫

ミケツーです。最近開拓した私の秘術をお見せします。スチール棚の、物が一番ごちゃごちゃあるところにはまりこむのです。雑然としたモノにピッタリ囲まれていると、自分もその一部になったような気持ちがし、優越感というのでしょうか、猫たるものの奥義を会得したような、充実感が得られます。ところで日光東照宮というところの、とある楼門にすまう、私とそっくりの三毛猫をご存知でしょうか?知らぬもののない日本一のセレブ猫です。やはり欄間のなかにぴったりはまりこんで、大層満ち足りた顔でまあるくなっています。いっときますけど、あれ、私の直系の係累ですから。